こんにちは！
愛知県春日井市に拠点を置き、溶接などの設備工事を営んでおります山田管工事有限会社です。
溶接工事の種類には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
そこで今回は、溶接工事の種類について解説いたします。
溶接工事の現場で活躍したいと検討中の方は、参考にしていただければ幸いです。

融接

融接は、熱して部材同士を溶かして接合した後、接合箇所を冷やして固める方法です。
溶接技術として知られているアーク溶接も、融接の中に含まれます。
アーク溶接というのは、放電現象により発生する熱を利用することで金属を接合させる技術です。
使用する機器やガスの種類により、TIG溶接や被覆アーク溶接、炭酸ガスアーク溶接などに分類されます。
またアーク放電は、強い光を発することが特徴です。
そしてアーク放電は、パソコンなどに充電器を接続したまま引き抜いた場合などに発生します。
なおアーク溶接で用いる熱源は、中心部は約1万6000度であり、外周部で約1万度にも達します。

ろう接

母材自体を溶かさずに、母材よりも低温で溶ける溶加材を使用して部材を接合する技術がろう接です。
溶加材にはろうが使用されることから、ろう接と呼ばれます。
しかし、溶加材に半田を使用する際には半田づけと呼称が変わります。
ろう接と半田づけは温度に違いがあり、ろう接の場合は溶融温度450度以上のろうを使用するのです。
一方の半田付けでは、融解温度が450度未満の半田が使用されます。
またろう接の技術は、気密性が求められるバルブやコネクタ、パイプ、耐熱性・耐食性が必要なバイク・自動車などの部品製造時に多用されます。

圧接

圧接は、プレス機などの機械を用いて、圧力を加えることにより部材を接合します。
特に硬いとされる金属部材を接合する際に多用されるのが、圧接です。
金属部材の接合部を、爆発や摩擦により加熱して接合するのが圧接の方法です。
圧接は、機械によって圧力を加えることから、機械での数値の制御が可能である点が特徴となります。
そうしたことから、圧接はファクトリーオートメーションの現場において、多く使用されています。

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